目覚め

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「その親子の骨は村の洞窟の鬼恨様の所へ奉られたそうじゃ」 「鬼恨様の言い伝えは、人は助け合いながら許しあってこそ成長するものだ」 「そう言われておったんじゃが、流行り病を恐れた村の連中は禁を破ったんじゃ」 「その後、次々と村中で争いが起こりはじめたんじゃよ」
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