奴の名は…

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  『ぁあ…お尻が2つに割れた…。 ……元々か。じゃぁいいや』 紬はブツブツと1人事を言って重い腰を上げた。 痛めたお尻をかばいつつ ヨタヨタと去っていった紬を見送った弘は口の端を吊り上げて笑った。 「ふッ…おもしれぇ奴」 そして彼は 華麗に木から飛び降り、颯爽とその場から去っていった。  
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