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二人は
悲しい社会の中で
生まれた
けど
それは必然的で
当然なはずだった…
二人の運命は…
一番近くにあり
けして消える事のない。
幸せなんだから
どちらかが…幸せになっても…
君が一番だって
君が大切な人だって
絶対言えるんだから…
「………とっ?……」
「……ん」
「…はるとっ!?いい加減起きなさいよ!」
「……ん?…あれ…?夢でも…見てたのかな…」
「…全くっ!遅刻するよ!早く準備しなよ!」
「…あれ…?もうそんな時間?」
「…時間見なさいよ!」
時計を見ればもう8時、
あと10分で遅刻するところだった
「…起こしてくれてありがとう。姉貴、」
「まったく高校生でしょ?いい加減自分で起きなよ!」
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