幻想的生命交響詩

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集う宇宙の同胞(ハラカラ)数多 翅も鱗も 艶めく毛並みも眩く 流れ落ちる水に命を抱かれ 天突く大樹の物語る時を息衝く 三女神の紡ぐ糸から零れ落ちた あらゆる時代の幕開けに立会い 風の指揮する交響詩の符と為り 太陽と月の舞台に生者の音色を 遥かな過去より継がれた血筋に 奇なる歴史の行方を託した星よ 大地を割き飛沫を上げ注ぐ滝に 渇きを厭う命の旅の地図を委ね 花は咲き誇り 虫達の憩う園に 集う同胞達の築く 一世界たり 渇きし者 清(サヤ)かな水の音を讃え その手に満たす雫の癒やす温度 大地の縁に留まる時を強く生き 冷たき宇宙を掌に 命を歌えよ
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