1人が本棚に入れています
本棚に追加
裂かれた大地の隙間に 太古の面影
空は陽射しの干渉を受け尚も透き徹り
涼風が爪弾く森の葉擦れの調べから
数多に生まれた物語の織り成す歴史
命が求め続ける不変なるものよ
私はお前の為に詠っている
あらゆる負の遺産と傷跡の降り積もる
時の瓦礫の上に図らずも佇みながら
儚い記憶を紡いでは何れ去り行く日に
千年樹の森の樵小屋を訪ね知恵を乞う
古の守歌に託された祈りと共に歩む
その隠された路を偽り無き魂の灯で照し
大地が見せる星の物語を思いながら
望む儘を是とし 許された時を詠って
最初のコメントを投稿しよう!