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斉藤 良太
「あれ……」
自宅の机の上のパソコンボタンをなんどもクリックする斉藤 良太(17)
斉藤
「付かない……電源がつかねぇ、!やべぇよ!!」
真っ暗の画面には、焦った良太の姿が映っていた。
良太は時計に目を写す…
斉藤
「うわっ!遅刻じゃん!くそー……結局起動しないし、!」
バタンッと大きな音を立てパソコンの画面を閉じ良太は一階にかけ降りた……
すると台所から母が現れ良太にいつものように「また遅刻…?」と言い呆れた表情を浮かばす。
斉藤
「あっ!母さん!母さん!」
母
「何よ?」
斉藤
「パソコン貸してくんない??」
母
「駄目よ…今日も色々と用事があるし……自分の使いなさいよ…」
斉藤
「はーいはーい」
故障なら学校の間に母修理を頼めるが、中を覗かれると思うと嫌で、言わなかった。
斉藤
「いってきまーーす!」
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