2070年日常……

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良太登校から、1時間後… 無人の部屋 机上にたたずむノートパソコン… ピピッ…… 『ダウンロードしました…』 教室2ー2 斉藤 「セェェーフゥゥゥ!!」 キーン コーン 芦田 孝 (あしだ たかし) 「またギリギリかよー良太笑」 関根 亮 (せきね りょう) 「どうせドラゴンシューしてて気付いたら、朝でした。だろ?笑」 斉藤 「うるせー やるどころか朝パソコンがつかねぇんだよ…」 芦田 「ん?」 斉藤 「故障かも…」 関根 「うっそ!まぢかよ……!」 関根が これほど驚愕したのには理由がある、今日はドラゴンシューの「大型イベント」であり、芦田、関根、斉藤のパーティーで参加するはずが出来なくなったからだ…。 イベントとは、定期的に行われるドラゴンシューの祭の用なもので、3人1組でパーティーを組みドラゴンをより多く倒し、全世界で競うものだ。 今夜は年に1度の大型イベントであり、最も参加人数が多いとされる。 ドラゴンシューは、ゲームを目的とする人もいるが、ゲームはせず、チャットやユニットバトル観戦のみの人もおり、そのためさまざまな年層に利用されている。 芦田 「今夜のイベントどうするんだよ…」 斉藤 「俺抜きで頑張ってくれ…すまん!」 関根 「まじかよ!!」 一之瀬 一也(いちのせ かずや) 「へー、斉藤組は参加しないんだーふふっ」 芦田 「なんだよ、一之瀬……」 一之瀬 「今回は俺たちが学校トップをとるぜ…?」 芦田 「おめーちょーよえーじゃんかよ笑」 一之瀬 「なんだと!俺は今回の為に1万円課金したんだ!」 斉藤 「まじかよ…」
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