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良太登校から、1時間後…
無人の部屋 机上にたたずむノートパソコン…
ピピッ……
『ダウンロードしました…』
教室2ー2
斉藤
「セェェーフゥゥゥ!!」
キーン コーン
芦田 孝 (あしだ たかし)
「またギリギリかよー良太笑」
関根 亮 (せきね りょう)
「どうせドラゴンシューしてて気付いたら、朝でした。だろ?笑」
斉藤
「うるせー やるどころか朝パソコンがつかねぇんだよ…」
芦田
「ん?」
斉藤
「故障かも…」
関根
「うっそ!まぢかよ……!」
関根が これほど驚愕したのには理由がある、今日はドラゴンシューの「大型イベント」であり、芦田、関根、斉藤のパーティーで参加するはずが出来なくなったからだ…。
イベントとは、定期的に行われるドラゴンシューの祭の用なもので、3人1組でパーティーを組みドラゴンをより多く倒し、全世界で競うものだ。
今夜は年に1度の大型イベントであり、最も参加人数が多いとされる。
ドラゴンシューは、ゲームを目的とする人もいるが、ゲームはせず、チャットやユニットバトル観戦のみの人もおり、そのためさまざまな年層に利用されている。
芦田
「今夜のイベントどうするんだよ…」
斉藤
「俺抜きで頑張ってくれ…すまん!」
関根
「まじかよ!!」
一之瀬 一也(いちのせ かずや)
「へー、斉藤組は参加しないんだーふふっ」
芦田
「なんだよ、一之瀬……」
一之瀬
「今回は俺たちが学校トップをとるぜ…?」
芦田
「おめーちょーよえーじゃんかよ笑」
一之瀬
「なんだと!俺は今回の為に1万円課金したんだ!」
斉藤
「まじかよ…」
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