序章 目覚め!!
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ーーーここはどこだろう。 とても暗く、そして冷たい。 目の前はただ闇が広がるばかりで何もない。 …俺はこのまま死ぬのだろうか。 今まで生きてきて、楽しかったことなど一度もない人生。 何のために生きるのか分からなくなる人生。 あぁ、何もない、何も思い出したくない。 ただ一つ記憶として残っているもの、それは瞳孔の開いた母の瞳だった。
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