第一章 故郷を去る!!

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朝の7時半、いつもの聞き慣れたアラームと共に目を覚ます。 いつもと同じ気だるさを感じながらベッドから上半身を起こす。 今日は授業が無い代わりにゼミの集まりが朝からあるんだった。 「ユウヤ!!ご飯が出来てるわよ!!早く降りてきなさい!!」 いつもの母親の声がする。あぁ、うぜぇ。 そしていつもと何も変わらず朝食を食べ、学校に行く用意をし、家を出る。 「おう!ユウヤじゃねえか!!久しぶりだな!!」 と、また聞き慣れた声。 こいつはイシカワ。石川県の出身だからイシカワと呼ばれる、まぁ一応友人だ。っていうか全然久しぶりじゃない、昨日も会った。
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