第一章 故郷を去る!!

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「あぁ、イシカワか。お前、昨日も遅刻したんだって?」 「違う!違う違う違う!!!聞いてくれユウヤ!!あれは遅刻じゃないんだ!チャイムがなってから三分しか経ってなかったしそもそも誰も見ちゃあいなかった!こんなもん遅刻とは言わん!!俺は認めん!!ハッハッハ!!!」 ーーいやハッハッハじゃねえよ三分でも遅れたらこの国では遅刻って言うんだよ、てかそもそも今だってもう既に一限始まってんじゃねぇか。…あぁ、殴りてぇ。 「お前さ…、これ以上遅刻貯めると…いやもういいや。」 そんな他愛もない話をしているうちにようやく学校に着いた。
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