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と、いちゃつきムード全開の二人に、
「オウオウ兄ちゃん達よぉ。良くもまあ人前でイチャイチャ出来るもんですねー」
明らかに柄の悪そうな口調…とは裏腹に、まさに「地味」というレッテルが似合うふわっとした長髪&眼鏡。委員長たぁ正にこのことよ。
太郎「うわぁ!いたのか瞳っ!?つーか、その喋り方は一体…?」
瞳「だって、りゅー君がこの方が目立つからって言うから…いや、行ったからだよコラァ~!」
…彼女が目立ちたいのも無理はない。彼女はステルス能力者。しかし彼女は超能力を制御出来ないほどの力を手に入れてしまったため、影がかなり薄い。銀〇で言う山〇退、さよ〇ら 絶〇先生で言う臼井 〇朗 位薄い。
しかし、お陰で裏の世界じゃかなり重宝されております。誰にでも利点はあるんだなぁ。俺も欲しかった、利点。
花子「瞳、龍弥の話は信用しちゃだめ。絶対」
少し、いやかなり言い方に齟齬があるので言っておくと、瞳も、龍弥という少年も、純粋過ぎるのだ。
ネットで知った情報を皆に触れ回っては、
「それ、デマ」
と、赤っ恥をかいたのは実に50回を超える。現に彼女は、顔を赤らめて、「またやっちゃいました…///」カァァ
と、頬を赤らめている。花子「(可愛い)とりあえず寮に入ろ?」
瞳「は、はいっ」
太郎「また龍弥に言い聞かせタイムか…」ダラーン
花子「応援してる…!」
太郎「おう、センキュー」
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