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徐々に意識が覚醒して来る。
慣れ親しんだ心地よい微睡み、このまま二度寝に勤しみたい所だが今日も仕事の筈だ。
さて、私事になるが俺は寝起きが悪い。目覚ましも3つセットしてあるが、煩わしいのでなるべくお世話になりたくない。
よって目覚ましより早く覚醒しだしたら声を出すことにしている。
意志力が弱いなりの寝起きの工夫だ。
「……ん~~っ今日も仕事かよーーだるぅー…」
…?
声がおかしい。
俺の声じゃない。妙に高い音だ。
それになんか湿っぽい…
全身に湿り気があるような…気付いたら寒くなってきた。
激しい違和感を感じながら目をあけると…
清々しい森の景色が飛び込んできました。
oh.....
………
………………
「うぉぉぉぉぉぉっっなんっじゃこりゃ~~~~!!」
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