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その日の昼休み。
雨が降っていたため
私は友達と教室で
過ごしていた。
「やーまーぐーちー!!!!」
その瞬間
教室のドアが開いた。
そこに立っていたのは
みやと…
黒谷だった。
「黒谷としゃべれなくて
山口ヘコんでただろ?
黒谷のこと
連れて来てやったぜ!」
得意気に話すみや…に
無理矢理連れて
来られた様子の黒谷。
「みや!離せってば!!」
「黒谷も山口のコト
好きなんだろ?
話せばいいぢゃん!!」
そう言って黒谷を更に
無理矢理教室へと押し出す。
「山口良かったなー!!」
「彼氏の登場じゃん♪」
「あんまり
ベタベタすんなよー?笑」
クラス中がからかいだす。
私は思わず
教室を飛び出した。
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