★約1ヶ月後…☆

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「ちょっと!!マミ!」   友達が私を引き止めようと する声が聞こえた。 私は振り返りもせず 走り去って 裏庭へとやってきた。 涙が止まらない…       「山口!」   振り返ると…   みやだった。 「…ごめん。」   「……………。」 「!?」   「…………。」   「山口…?泣いてんの?」   「…泣いてない。」   「ごめん!ホントごめん! 泣かすツモリなんてなかった… ただ…お前黒谷と 話せないッて落ち込んでた みたいだったから…」   「…ううん。もういいよ。 気にしないで…」   「……ごめん。」   自分でも何であんなに 泣いてたかは分からない。 恥ずかしかったからなのか からかわれて 辛かったからなのか…   みやはひたすら 頭を下げて謝ってた。
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