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「「…え?」」
オレと桂木はその場で2人一緒に硬直状態。
クラスメイト達の目が“お願いだから、どっちか引き受けてくれ!”
と語っている。…いや、プラス担任も。
―――…この状況じゃ、もう断るという選択肢は無さそうだ。
…むしろ断ったら、今もなおオレらを睨み続けている人物に確実に殺られるという結末を迎える事となるだろう。
ここまで追いこめられてちゃ、くっ…仕方ない、こうなったら…
「文句ナシじゃんけんだァっ!桂木っ!!」
…という事でオレ達は、幸せな学園生活をかけて公平にじゃんけんで
決める事となった。
生徒会なんて入ってしまったら毎日、会議なんかに出席しなければ
いけなくなるのだろう…。
ましてや、マジメ校のさらにマジメなヤツらなんかがいる所なんて…
オレにとっては監獄にしか思えない。
友達とも遊べず、ただマジメな仕事するだなんて……、
「そんなの、絶対にイヤだァァッッ!!!!」
「オイ!篠山!しっかりしろッ!!白目むいてるぞッ!!?」
担任の声が聞こえたのと同時に意識が遠のいていくような気がした。
…後になって聞いたのだが、オレは1分間…失神していたらしい。
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