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しかし、母はそのまま黙って払うような女ではなかった
離婚届けを渡して1ヶ月経過した頃、弁護士さんに相談していたのだ
弁護士さんは協議離婚をすすめ、母はそれに従った
父親は最初、弁護士さんに母の悪口のようなことも話していたらしいが、誰がみても、母の主張が通るのが当然であった
父親は、嫌がらせのような電話をかけてきたり、無言電話を1日に何回もかけてきた
父親に対する想いなど、わたしの中に全くなく、二度と顔を見たくないとさえ思うほどだった
協議の結果、中学3年、受験前、無事に離婚が成立した
わたしは母の扶養家族となり、母子家庭となった
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