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会計と瀬戸君と一緒に生徒会室に入ると、先に来ていた人達の注目を浴びてしまった。
だって考えてもみてよ。
(クソ)イケメン会計と爽やか瀬戸君と何の特徴も無い俺が一緒とか。
そりゃ、変な視線集まるっての。
「ねぇ、あれってどこのクラスかな?」
「分かんないけど、2人とも美形だねー。」
「バカ!瀬戸君はマイナーだから知らないかもしんねぇけど、引きずられてる方の深水様はどっちのランキングにも載るほどだぞ…!!」
「え、ランキングってあの?」
「あー、俺も知ってる…。」
……何話してんだろ。
コソコソ話してるからよく聞き取れない……。
まぁ、今はそれより。
「瀬戸君。もう生徒会室入っちゃったし、逃げないから、手放してくれる…?」
「あ、ごめんね。」
そう言って瀬戸君は素直に俺の腕から手を放してくれた。
「ありがとう。」
「んじゃ、今度は俺が掴んどくねぇ~♪」
金髪が俺の腕にしがみついてきた。
「…………………………………(さっさと手ぇ放せよコノヤロウ)………………………………………………………………………………………………………………………………(ギロッ)」
「あ、何か予想より遥かに怒ってる…((゚□゚;)))(ガタブルガタブル)」
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