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いてぇ…
俺、思わず半泣き。
いや、冗談ではなく。マジで。涙がっ…!!( p_q)(ごしごし)
その間にも担任と瀬戸君は普通に喋っている。
ちくしょう、俺を放置するな…!
もういい。ふて寝してやる!!てなわけで机に突っ伏しました。
「そんじゃ、後よろしく。何かあったら講堂の中にいる先生に言ってくれ。」
「分かりました。」
やっと担任がどっかに行くらしい。とりあえず、もう戻って来ないことを祈っておこう。
「深水も、ちゃんと受付やるんだぞ。」
担任はそう言って軽く俺の頭を小突く。
「いたい。」
「さっきのに比べれば痛くないだろ。」
「いたい。相対評価ではなく絶対評価で。」
あ、担任が溜め息ついた。人前で溜め息つくのは失礼なんだぞ。俺は普通にするけど。
なんて考えていたら、頭に暖かい感触。
…なんだ?
体は伏せたまま首を使って顔を上げてみると、なんか腕が見える。
よく見たらスーツだ。
…てことは………
俺、担任に頭撫でられてる!!!?Σ(゜д゜;)
「Σ(゜д゜;)!!!?」
「気持ちいいか?」
「えっ、ま、まぁ…気持ち悪くはないですけど……」
…なにこれどういう状況?
しばらく俺の頭を撫で回した後、担任は去っていった。
いや、さっきのは本当に何だったんだ…。
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