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「深水君って黒木先生と仲いいの?」
「へ?あー……黒木先生って誰だっけ。」
「…さっき話してたでしょ。」
瀬戸君にジト目向けられた。
「担任のこと?え、仲って言われても…」
初めて話したのついこの前だぞ。
「…俺には判りかねる。」
「そっか。随分仲良さそうに見えるけど。」
俺は悪態つきまくった覚えしかない。
「やっぱ、俺には判らん。」
てか、なぜ俺と担任が仲いいみたいになってんだ、現実的に。さっき頭撫でてきたし。
よく分からん。
あ、仲っていえば…
「そういえばさ」
瀬戸君は「ん?」と言って首を傾げる。
それも様になっているイケメン爆発すればいいのに。
「瀬戸君って会計と仲いいの?この前『ゆっちゃん』って呼んでたし。」
「俺がゆっちゃんって呼んだのは覚えてて、名前は覚えてないんだ…。( ̄▽ ̄;)」
瀬戸君が呆れたように言ってるけど俺は知らない。(`・ω´・)+
「うーん、どうしよ。ゆっちゃんに口止めされてるんだけど…。まぁ、深水君ならいいか。」
いや、別にダメなら話さなくてもいいんだけど。
ただの興味本意だし。
「俺とゆっちゃん、従兄弟どうしなんだ。(^-^)」
…
………
…………………
「……。(゚~゚;)」
え……いとこ?
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