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「学校いる間は秘密にしようって言ったじゃんかぁ~」
「いいじゃない。深水君そんなに口軽くもないだろうし。」
「まぁ、そうだけど…」
…なにやら揉めてらっしゃる。え、俺何かした?
「るいるい~」
会計がこっちを見て真剣に尋ねてくる。なんだ?
「このこと、誰にも言っちゃダメだからね。」
「このことって、会計と瀬戸君が従兄弟だって?」
「そうそう。」
「別にいいけど…」
…なんでだ?
特別隠すことでもないだろうに。
「ありがとう♪るいるい大好き~!!(ノ≧∇≦)ノ」
「くっつくな!!Σ((゜□゜;)))」
会計が抱き着いてきたからとりあえず髪の毛むしった。
「10円ハゲできるからヤメテ!!!!」
「いや、俺は500円ハゲを目指す!!!!」
「ちょっと!無茶苦茶目立ってるから騒ぐの止めて!」
瀬戸君に止められました。
俺の目標達成が先送りになってしまったではないか…。
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