転校生キターー!!!!O(≧∇≦)O !!

16/19
前へ
/325ページ
次へ
驚いた。 心底驚いた。 驚嘆した。 「さすがにその物言いはないだろう…」 弘樹が「みかねた」という雰囲気を醸しながらそう言ってくる。 平凡君の方を見ると、不安そうな顔していた。 「いや、その。……驚いて」 「平凡君は充分驚いている。」 「そうじゃない俺が驚いたんだそして黙れ弘樹。(ギロッ)」 「はい……」 この空気ブレイカーが。 …巧く言えてないな。 「驚いたって…?」 「ん?あぁ…あまりに真面目だから。」 だって……助けられたからって、1回会っただけで話したことも無い奴に、普通わざわざお礼なんて言いに行くか?俺なら行かない。 「……すみません?」 「何で謝るの」 平凡君の不思議な反応に思わず笑ってしまう。 「君も食堂行くの?」 「あ、はい!」 「じゃあ、一緒に行く?まだ慣れてないだろ?」 「いいんですか?」 「いいよ。」 タラララッタタ~♪ 平凡君が仲間になった!
/325ページ

最初のコメントを投稿しよう!

882人が本棚に入れています
本棚に追加