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残り5mを進んで、食堂のでかい扉の前の立つ。
高さ3m(目測)
両開き
表面が革
手すりがプラチナ
「食堂」と書かれたプラチナのプレート
「ここに金かけるって只のバカだろ」
「深水君。ちょっと黙ってあげて。」
「やだ。」
いくら瀬戸君でも俺は止められないぜ!( ̄∇+ ̄)
「さて……あ。」
俺は首に掛けたヘッドフォンを手に持ったところで、あることに気付いた。
「平凡君。」
「へ…あ、はい?(俺完全に固有名詞が『平凡君』になってる……)」
「ミミセン持ってる?もしくは携帯型音楽再生機器」
「いえ、持ってません…?」
やっぱりか。
さすがにこのメンツで入るのにミミセンなしは……な?
「弘樹、ミミセン寄越せ。」
「仕方ないなぁ。俺の愛用をくれてやろう!」
「誰が使用済み使うか。新品寄越せ。」
「ちぇ~」
弘樹が唇尖らせても可愛くないからむしろキモいからさっさとしろよ。
「ヒドイ!!!?最早独り言の粋を超えたヒドさだ!!」
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