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「ほら。早く寄越せ。」
「うぅー……」
弘樹からミミセンを受け取って平凡君に渡す。
「何でミミセン…?」
「いいか、それは命綱だ。肌身離さず持ってろ。」
「はぁ…」
とりあえず平凡君にミミセンを着けさせ、自分もヘッドフォンを装着した。
弘樹もミミセンを取り出して、不良君は……いつの間に着けたんだろ。もう着いてる。
てか、ここに来るまで不良君無言なんだが。
あと瀬戸君は……
「あれ。瀬戸君ミミセンは?」
「俺は無くても大丈夫だから。」
なにそれイケメンスキルですか?イケメン爆発すればいいのに。
「なあ!?なんで皆ミミセン着けてんだ!!!!!?」
「「「「………………………………………………………あ。」」」」
ひじきと平凡君以外が同時に呟いた。
いっけね。
ひじき忘れてた。
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