弐
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夕方、橙色の光が室内を明るく照らす。 そろそろ張見世の支度をし始めなければならない。 紺衣は箪笥から女物の着流しを引っ張り出した。 紫色の着物の中を、蝶が飛び回っている。 一番好きな柄の着物だった。 紺衣は着物を身に纏って帯を結び、髪飾りを片手に部屋を出た。
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