第一章:出会いと別れと新天地

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「おおざっぱに言えば、俺は妖怪狼だ」 「妖怪って、まだロボットの方が現実的だよ」 「ロボットロボットうるさいな。現実を見据えろ」 「そんなこと言われても」 「妖怪って証明が欲しいなら、そこの噴水をちょっと覗いて今の自分を見てみろ」 今気付いたけど、ここはさっきの場所からそう遠くもない自然公園だった。確かに予算軽減の為か放水を止めてため池みたいになってる噴水はあるけど、これがなんだって言うんだろう 「自分を見ろって言われてもなぁ」 と、半信半疑で水に映った自分を見てみると…
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