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僕がこの会社に入ってから三年、団長になって一年。
遊び盛りの時期、なにかと仕事をサボりたがる僕に(いや、実質サボってるのだが)、ディーター局長は団長の地位と共にプレゼントをくれた。
そのプレゼントがアルベルトであり、
……今ではすっかりぼくの監視役だ。
僕は…まぁ、頭はそれなりにいいと思う。
自分で言うのもあれだが、師匠から直々に教わって、悪いわけがない。
容姿は……どうだろうか。
記憶している限り、両親は美形だったと思う。
だから多分、悪くはない。
ただ一つ自分で自覚しているのは、童顔だということくらいだ。
そもそも自分の周りにいる人達がほとんど美形だから、標準というものがわからない。
ま、わかったところでどうでもいいけど。
あ、補足として、師匠は今旅に出ているということも加えておこう。
さて、ちょうど自己紹介が終わったところで、会議室に到着だ。
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