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ポートフォリオ…これが、俺の所属しているギルド【アインス=リヒト】がある場所だ…
俺は、ギルドメンバーではあるんだが…依頼を受ける時は手紙にしている。
なぜなら…………まぁ、気紛れだ。
手紙は、俺の住んでいる家にギルド公認モンスターによって毎日2~3通届くようになっているんだ。
まぁ、受けるのは俺だけじゃないけどな…
そんなことを考えていると森の木々を通りのけて急いでこっちに向かって来ているモンスターが見えた。肩に掛けている鞄にあるギルドマークがかすかに見えた。
「ん?やっと来たか…」
《あ、リュークさん!すいません寝坊しちゃって…》
「別にいいよ、急いでいるわけでもないんだし」
《ありがとうございます!あ、今日は…護衛の依頼が来ているんですが…どうします?》
ギルモンは、肩にかけているかばんから依頼手紙を取り出した。
「護衛依頼?俺にか?」
《はい!えっと…港町ポート・フォリオ 中央南地区に住んでいるあるお嬢様の護衛ですね……依頼人は彼女の執事からですね★》
ギルモンの笑顔が、妙に腹立つ…
「護衛って言ったって俺は、銃中心でしか基本使わないぞ?」
《大丈夫ですよ……!》
ギルモンは、再び笑顔で言った。
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