1人が本棚に入れています
本棚に追加
○学校内
柚「ふぉー!!学校だぁ!誰かいないかな?」
学校内を彷徨く柚華。
すると、
?「あの、何してるんですか?」
いきなり声を掛けられた。
柚「うひゃい!?あ、あのボクは決して怪しい者ではありませんですよ!?ちょっと学校みたいな建物があったから何かなと思って不法侵入しただけの善良な一般人ですよ!?」
?「…不法侵入した、って言ってましたけど…?」
柚「あう!?」
?「…あなた、面白いですね。私は鈴村 奈緒(すずむら なお)。…あなたは?」
柚「あ、ボクは高槻 柚華。えっと、よろしく奈緒ちゃん。」
奈緒(以下、奈)「あ、よろしくお願いします。」
柚「…ねぇ。奈緒ちゃんって歳いくつ?」
奈「え、17歳でしたけど…」
柚「あのね、ボクも17歳だったんだ。だからさ、一応、敬語やめにしよ?」
奈「あ、…そう、だね。うん。」
柚「そーだよ!ほらほらいつも敬語じゃ疲れちゃうよ?」
奈「うん。あ、そういえば、結局何してるの?」
柚「へ?!あー、うー。えー。あの、あのね、何となく学校探検をね?」
奈「…そう。なら、私が案内してあげる。」
柚「ほんと!?ありがと~!奈緒ちゃんって優しいね!!」
そうして二人は学校内を歩き始めた。
最初のコメントを投稿しよう!