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無意識にとーまくんに近づいてたみたい。 とーまくんの前髪が、俺の前髪と触れ合っている。 「まったくもー、とーまくんは照れ屋さんだなあ。かーわい」 ドキドキする胸の高鳴りを誤魔化すように、俺はにへえ、と笑う。 「はいはい照れ屋さんだから少し離れろ」 こんなに近づいてるのに、とーまくんはどうして普通の顔でいられるのかな。 「ねえ、とーまくん」 それはきっと、きっとさ。 「俺、本気で好きなんだよ?」 「……」image=473226451.jpg
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