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「よく寝てよく食べて、ストレスのない生活を…って難しいと思いますけど…お仕事は？」
「看護師です。」
「同業者じゃないですか。」
「ははは。自分の病院に罹るのが恥ずかしくて…ここに来ました。」
「あはははは。そうやったんや！」
「笑わんといてくださいよぉ。もっと恥ずかしくなるやんっ…てアレ？先生、関西ご出身？」
「ああ、大阪の門真です」
「へえ、僕、京都なんですよぉ」
「東京じゃ、あまり関西弁聞けへんから嬉しなぁ」
「僕のまわり、なぜか関西人多いですよ」
「ええなあ！」
「ほんまコッテコテの人おりますから。今度紹介しますよ！」
「ほんま？あ、ごめんなさい、話めっちゃそれてもうた。痛み止めに抗生物質出しときますけど、とりあえずは漢方で頑張ってみましょ＿＿＿＿＿」
＊
イケメン先生に処方してもらった薬を受け取って、ふざけたステップで家に戻った。
気分はゼロ・グラヴィティやった。
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