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「♪トイレェにぃはぁ~それはぁ~それはきれぇなぁ~女ぇ神様がぁ~いるんやでぇ~」
トイレで歌う定番の曲を口ずさみながら用を足し、まあ、なんちゅうか、自分の排泄したもんを確認するために後ろ振り返ると、血が混じっとった。
「わぁっ!血便?……や、ちゃうな。俺、まさか女の子の日ぃ、来た?」
28の男の俺に女の子の日が来るなんて一生ないわけで、これは昨日のたっちょんとの情事の後遺症。
当たり前やけど、排泄器官が性器になるなんて、やっぱりないわけで、俺のはいつまでたっても狭いまんまで、後ろでイケたことは今までない。
でも、たっちょんが気持ちええなら、それでええし、何の文句もないねん。
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