君にささげよう

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* 「なぁ、バックにせぇへん?」 「なんで?」 「俺の顔見えるで」 「どしたん?今日は。ヤスは俺の顔見たくないん?」 「……見たい」 「ならええやん」 「う、わ!いきなり触んなやっ」 「今から擦りますよぉ」 「やっん…それ、はそれでっ…ははは!あっ」 「笑うか喘ぐかどっちかにしてくれへん?」 「あは、もう、おかしっ、ん、なんやねん、このっ、状況」 今更恥ずかしがるヤスの色んなところを舐めまわして、触りまくって、ヤスをこれ以上傷つけんように、ゆっくりゆっくり慣らしていった。 「痛かったら、言うてな?」 「ん、ん、はぁ、何回___やっても慣れ、んわぁ、このかんじっ、」 「抜く?」 大きく首を振るヤスはやっぱり苦しそうやったけど、品川のホテルで初めてした時よりかは大丈夫そうやった 。 ちゅうても、めっちゃ苦しいんやって改めて思った。ヤスの涙を拭ってから、背中に腕を回して抱きかかえて、繋がったまんま俺が下になった。 「わわわ!重いやろっ!」 「重ないよ。どぉ?俺、見下ろすの」 「悪い気はせぇへんな」 「自分で動ける?気持ちええとこにあててみ」 「気持ち、ええ、とこ?____こう?」 「ヤス、抜ける抜ける(笑)」 「わからんわ!たっちょんのあほぉ」 「あっはっは!ごめんごめん。やっぱり俺、動くわ」
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