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俺が風呂の扉をギャンッて開けると、まるが待ちかまえてたみたいに立ってて、俺をぐわって抱き上げて、ぎゅってした。
反射で、首に腕を回して、足を銅に巻きつけて、しがみついてまう俺。
「ごめん。もう、大丈夫やから」
何がごめんなんだか、何がもう大丈夫なんか全然わからんかったけど、まるの中で何かが解決したのはわかったから、俺は大きく頷いた。
それ見てまるは、泣きそうな顔して広いデコを俺のデコに押し当てると、壁に俺を押し付けてキスした。
久々のまるからの長いキス。
激しくはないけど、なんか、ねちょっとシツコイ感じ、が、こいつらしくて愛おしい。
「すばる君」
「ぅん?」
「お風呂でやってみーひん?」
「お。おお、おおん」
ほんなら、まるはキスしながら、俺のケツ慣らしながら、俺のと、自分のを同時にしごく。
忙しなぁ。
ほんまにこいつは器用なんか不器用なんか未だに謎やわ。
前も後ろも、ええ感じになってきたとこで。
「…挿れるで」
って、まるに後ろから抱えられて、奥まで挿れられた。
「_____っあ!___んっ」
まるに抱かれたんはもう、前世かっ!ってくらい前のことみたいで、一気にこじあけられる感触に情けない声が漏れてもた。
でも、痛みやなくて圧迫感やから、自分で先っぽいじって、気を逸らしながら、ちょこちょこ慣らしていく。
まるはいつもよりも余裕がない感じで、動くたんびに俺の肩が風呂の壁にがんがん当たってるのに全然気付いてへん。
明日、青タンできとるやろなぁ~みんなに見られたらなんて説明しようかなぁ~
___って考えてたとこまでは覚えてんねんけど、そっからはあんまり記憶がない。
それくらい、なんか、良かった。
まるは珍しく無言で、俺も喘ぐん恥ずかしくて、ひたすら2人でハァハァ言ってただけやった。
今までで一番静かな試合だったかもしれん。
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