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気ぃ使いのこいつが、同僚にええ顔して夜勤ばっかしよるのは、性格上仕方ないんは俺もようわかる。
優しいヤツやから。
大変なのも、疲れてんのも、お互い様やと思う。
でもお前、ここんとこ俺とせえへんのはなんでや。
もう飽きてもうたんか。
「ごめんなぁ、もう寝るなぁ」
まだ俺の体温が残った布団にふらふらしたままダイブしたまるに、ちょかちょか近づいてって、思い切り顔を近づけた。
「今日、どないしはったんですか?」
目をまん丸にして、不思議そうな顔をするまるのしゃくれた顎を掴んで、自分の口を強引に押しつけた。
まるは驚いたんか、抵抗せえへんから、まるの上、よじ登って、乗っかって。
舌入れた。
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