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あれは小学生三年生のお話です。私ソラには従兄弟がいました。従兄弟のお兄ちゃんはよく家に呼んでは兄弟交えて遊んでくれました。とっても優しい中学生のお兄ちゃんでした…あの日までは…。
『ソラ~今日泊まってけよ』
いつもの会話…もちろん私は
『うん。わかったょ~弟もいいでしょ?』
『ん~…いいよ』
普通の会話。なにも疑いもしなかった…
その時を迎えるまで私はお兄ちゃんの家の犬と遊んだりゲームをやったりして遊んでた。ゲーム中に異様に身体を触ってきてたのを覚えてる。さりげなくだったしその頃の私にはジャレてるしかおもわなかった。
『ごちそうさま!』
と私
『ソラちゃん、お風呂わいてるからね』
おばさんが私にいいました。
『は~い…』
ご飯をたべたら弟は寝てしまったので一人でお風呂に入ることに…
『ん~きもち~』
といいながらお風呂にあったおもちゃで遊ぶ私。すると…
ガラッ!!
急に入口が開いてビックリした私。入口をみるとお兄ちゃんが立ってた。『おまえ今日俺の部屋で寝ろよ』
『うん…わかったから閉めてよ~さむい~』
『お、おう。わるいな』いつもはおばさん、おじさんの部屋でねていたからちょっと楽しみだった♪夜更かしできる~漫画読めるじゃん☆そんなふうにしかおもわなかった。
弟を一度起こして二人で2階にあがり布団に入ってころころしていた。
それから1時間くらいしたらお兄ちゃんが2階あがってきた。弟はその頃には爆睡していた。無理もない…幼稚園児だから。
『ソラ!もう寝たか?』『ねてないょ、どうしたの?』
『一緒に寝ようよ~』
『え…いや』
さすがに抵抗があった。そして暫く沈黙がつづいた…。
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