日常を日常と認識するやつって中二病じゃね?

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一分ほど待つと、階段から早希がおりてくる音がした しばらくするとリビングに姿を表す 頭を片手で抑え、フラフラとおぼつかない足取りだ 「うう…また勝てなかった…てか兄ちゃん強すぎる…」 「俺に勝とうなんざ10年早いよ。てか手加減しまくってるんだからな?」 うまく手加減しなきゃいけないこっちの身にもなってくれ… 「でも、絶対あたしは兄ちゃんに勝つ!それがあたしの目標だからな!!」 いつのまにか立ち直っていた早希が、腕を上に伸ばして宣誓していた 誰に言ってるんだか 「ほら、早く座れ。食べるぞ」 俺は妹を促すと、朝食を食べ始める うちの唯一の家訓 どんなに忙しくても、ご飯はみんなで食べること 生まれてから今まで、破ったことはない
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