65人が本棚に入れています
本棚に追加
これで上手くいくというわけか…。
テレビのニュース画面を見ながらそう思った。
俺達はやけどを負い重傷ということになってるので、最低1ヶ月は入院しなくちゃいけないことになって退屈だが仕方ない。
入鹿「なあ氷牙」
向かい側のベッドで横になって携帯で遊んでる氷牙に声をかける。
氷牙「うん?」
入鹿「楽しかったな。いっぱい人殺せて」
氷牙「ああ。結構スリルあって楽しかったな」
入鹿「そういや、何人殺したかな俺達?」
氷牙「覚えてないな…5人は殺ったんじゃないか?」
入鹿「そうだな…それ位殺したな」
氷牙「殺された奴らも気の毒だな。Qが苦手なやつは実は得意なやつで、ゲームクリアーできなかった奴はQ容疑者候補になって殺されたからな」
入鹿「そうだな。あいつらは運が悪かったというわけだ。でも俺達は運が良かったし頭が良かったからクリアーできて今に至る」
氷牙「そうだな。俺達兄弟は天才で殺された奴らは馬鹿だったんだ。俺達兄弟は最強だな」
入鹿「ああ。無敵だ俺達は」
互いにニヤリと笑って兄弟の絆を深めた俺達だった。
最初のコメントを投稿しよう!