エピローグ

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これで上手くいくというわけか…。 テレビのニュース画面を見ながらそう思った。 俺達はやけどを負い重傷ということになってるので、最低1ヶ月は入院しなくちゃいけないことになって退屈だが仕方ない。 入鹿「なあ氷牙」 向かい側のベッドで横になって携帯で遊んでる氷牙に声をかける。 氷牙「うん?」 入鹿「楽しかったな。いっぱい人殺せて」 氷牙「ああ。結構スリルあって楽しかったな」 入鹿「そういや、何人殺したかな俺達?」 氷牙「覚えてないな…5人は殺ったんじゃないか?」 入鹿「そうだな…それ位殺したな」 氷牙「殺された奴らも気の毒だな。Qが苦手なやつは実は得意なやつで、ゲームクリアーできなかった奴はQ容疑者候補になって殺されたからな」 入鹿「そうだな。あいつらは運が悪かったというわけだ。でも俺達は運が良かったし頭が良かったからクリアーできて今に至る」 氷牙「そうだな。俺達兄弟は天才で殺された奴らは馬鹿だったんだ。俺達兄弟は最強だな」 入鹿「ああ。無敵だ俺達は」 互いにニヤリと笑って兄弟の絆を深めた俺達だった。
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