八夜

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「ならば、これも受け取れ!」 そう言って、ミハイさんがポケットから取り出したのは。 「なんだ、こりゃ。」 「あらあ、すごいわ、これ。何カラット?」 木戸には価値がわからず、価値がわかる琴子さんは目を丸くして見ている。 ・・・一応聞いておこう。 やだけど。 「これはなんですか?」 「婚約指輪に決まっておろう!1000回記念には、結婚指輪を買ってやる!」 ・・・・・・ああ・・・そう。 俺の中で、ブチッと何かがキレた。
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