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その烏、外見上おかしな点が一つある。
足が、3本。
そうーーーヤタガラスなのだ。
神の使いとも、道案内とも言われている、想像上の鳥なのだが。
そんな烏が店の前にいる居酒屋。
それが、「居酒屋まる」という店だ。
今夜も、泉実が暖簾を掛ける。
それに合わせて、常連客が集まってくる。
時には、偶然店を見つけて入ってくる新顔の客も。
店主の泉実は、新顔も常連も変わらずに応対する。
そんな居酒屋の物語である。
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