三夜

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やがて。 「ありがとうございます。」 新しい包帯を巻いたフランケンが、作務衣姿になって出てきた。 俺とお揃いなのは仕方がない。 「乾かしてきますんで、服を貸してください。」 「何から何まで・・・本当にすみません。」 まあ、すぐ裏が自分ちだから、裏口から行って乾燥機にぶちこんでくればいいわけだし。 大したことはない。 カウンターでむくれているおっさん以外は。
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