三夜

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「あ。」 何か落とした音は、フランケンから。 彼も「あ」とか言ってるし。 カウンター越しにのぞき込んで・・・もうちょっとで叫ぶところだった! 落ちてる! 左腕が、肘から落ちてる! カウンターの上にごとりと! 「あぁ・・・最近動きが悪いとおもっていたら・・・縫ったところがほつれてたし。」 いやいやいや! そういう問題か!? ようするに、死体の腕だろ!? やっぱり変色して・・・なのに、指がもぞもぞ動いてる! それが、俺の店のカウンターの上に!
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