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「大体!いつも誠は忘れっぽいし鈍感だしデリカシーないし肝心なところでいつもいつもへまばっかりこいてるし家事がほかの男子より多少できるし優しいしサイテーです!」
うぉっ!!やたらとピンポイントだし…けど最後のほうは、悪口にはいるのかな?むしろ褒められた気分だ。
「えと…最後のほうは、僕のこと褒めてるようにきこえるんだけど…」
「あわわっ…サイテーです!!」
そういうと女の子の顔は一気に沸点まで達して赤くなった。そして、グルグルと手を振りまわし、ポカポカと僕の胸をたたく。
「ちょっ!痛いから!やめてくれ!」
「やめてっていってやめる悪役がどこにいるんですか!仮面ライダーにでてくる怪人もそこまでバカじゃねーです!」
いやいや、その言葉から察すると自分で怪人といっているみたいじゃないか。けど、そのことを口に出すと、もっと殴られると思ったため、いうのをやめた。
そういえばさっきからこの子のしゃべり方、独特だな…こんな口調な子…あっ!もしかして…?
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