―呪われし血ー
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襖の戸を開けようとした時 『ガラ!!!』 私が開けるより先に襖が開いた。 目の前にいたのは…。 『せ…ん…』 口から血が流れ、着物は血だらけの…… 姉様だったー 『あ…あねさま…?』 震えが止まらない。 私の血の気がサッーと引いていく。 『あぁ…あね…??!』 姉様が私の口を手で閉ざす。
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