―事の始まりー
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暫く泣いていると、 そこへ憎き桃太郎がきた! 殺されるー!!! でも優しき桃太郎は二人を抱き寄せた。 『…もう…鬼は…いないよ。安心をし…』 子たちは泣き止んだ。 歯をくいしばった。 桃太郎は二人を洞窟から出そうと 手をひっぱった。 ひっぱられるまま子たちは 着いていった。
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