族潰し?ありえねー

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幹部達の横を瞬時に通り過ぎる。 ??「は…やぃ……」 ??「嘘でしょう……」 ??「な……に……今…の…」 悪いね、速さには自信があるんだ。 3分かかったか…? 4人以外の全員を戦闘不能にした。 『これで信じてもらえたか?』 唖然とする4人。 ??「な…本物の神龍……っ!だったらなおさら今倒すべきです!“応竜”!“霊亀”!行きますよ!」 3人同時に殴りかかってくる。 『ったく……話の途中で殴りかかるわ、名乗らないで殴りかかるわ…疾風は躾がなってねーな』 3つの拳をのらりくらりとかわしながら、携帯を取り出す。 『もしもし?俺だ。疾風のやつの本名と通り名、教えてくんね?』 ??「電話しながらなんて~失礼だと思わない…のっ!」 金髪のやつの拳が飛んでくる。 おせぇ…… 『自分から名乗らねーやつに言われたくねーよ。あ?こっちの話だ、気にすんな。で?名前は?』 再び携帯での会話を続ける。 『おぉ…了解。終わったらすぐ帰る。寝てて良いからな…じゃーな』 電話を切ると息を切らした3人と呆然とする総長。 聖「こいつら3人を電話しながらかわすだと…!?」 『まぁこれが格の違いってやつだ』 ??「あなた一体…何者です?」 『だから聞く前に名乗れって…まぁそっちの素性はもう分かってるがな。副総長-”麒麟キリン“-本名朝霧妃華瑠。幹部-”応竜オウリュウ“-本名百瀬俊太。幹部-”霊亀レイキ“-本名犬塚みかる。合ってるだろ?』
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