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?「あ、ありがとうございました」
ペコリと頭を下げる少女(?)
近くに居た犬は何時の間にかいなくなっている。
しかし、犬については言及せず。
柚「ふっふーん。ボクにかかればあんなヤツ軽い軽い!」
お礼を言われて気をよくする柚華。
柚「ボクは高槻 柚華。キミは?」
?「あ、奈都ですっ!よろしくお願いします!」
・・・
柚「ふ~ん。奈都ちゃんか。これから宜しくね☆」
そう言った柚華に、
奈都(以下、都)「え?」
疑問を浮かべる奈都。
都「あの、僕は男ですよ?」
柚「?。ふぇ?」
言われたことが理解できないのか首を傾げる柚華。
都「あ、あの、だから僕は男です…」
なおも言い募る奈都。
柚「…」
都「…」
黙り込む二人。
都「あの、お姉さん…?」
心配になったのか柚葉の顔を覗き込む奈都。
柚「お…」
震えながら小さく零す柚華。
都「お?」
じりじりと後退りながら聞き返す奈都。
柚「お、お持ち帰り~~!!」
都「!?」
叫び、奈都に抱きつく柚華。
柚「はうぅ。かぁいいよぉう♪(なでなで)」
都「うわぁあ!?お姉さんがどこかの鉈ヒロインみたいになったあー!」
奈都は逃げようともがくが柚華の両腕にガッチリとホールドされ更に顔が柚華の豊かな胸元に埋まっているため、なかなか逃げ出せない。
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