壱.始まり

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また、緩やかな風が吹いてきた。 少しばかり足取りが軽くなった二人は、京へと足を進めてゆく。 七月の空はすっかり澄み渡っている。 今回の旅も大変だが、これからまた新たな出会いが待っている。 秘かに、期待を膨らませる滝だった。
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