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「ごめんなさい。
思い出せない……。」
「いいよ。
きっとエルアルファに行けは、解ることだから。
行こう。」
わたしは、ピートの言葉に頷き差し出す手をとった。
ピートは、わたしの手を握り 念話をして空いている方の手をわたしの腰に回してウルガース家のリビングに転移した。
リビングでは、お母さまとおじいちゃんが待って居てくれて お母さまが抱きしめてくれる。
ただいまの挨拶をピートとしてわたしは、お母さまとおじいちゃんにわたしの感じたこと 思ったこと 知ったことを一気に話した。
にこやかに聞いて貰えることがとても嬉しく感じる。
ピートがおじいちゃんにアルシーナの石版の写しを渡しふたりでそのままおじいちゃんの書斎に行く。
わたしは、お母さまとおばあちゃんが待ち構えている部屋に向かった。
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