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はしたない女だと 嫌われた?
嫌……。
また涙が零れる。
さっき泣いたのと違う涙が零れた。
ピートは、優しくわたしを抱き上げ膝に乗せた。
タオルで涙を拭いてくれて 髪を拭いてくれる。
わたし 嫌われてない?
ピートの優しい手が好き。
もっともっと わたしに触れて居て欲しい。
ピートがわたしを抱きしめる。
わたしは、ピートに凭れてわたし自身が解らないと話した。
何も覚えてなくて 昨日名乗ったことも覚えてないと泣いた。
初めて会ったのに、ずっと前からあなたを愛していると 訳の解らないことを話すわたしに あなたは、結婚しようと言ってくれた。
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