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余りのことに茫然として その場で座り込む。 服が汚れるのも気にならなかった。 しばらくすると ガサガサした音が僅かに聞こえる。 慌てて立ち上がり 音と反対の方向に行こうとすると……。 「何をしている。 還らずの森は、立ち入り禁止だと知っているだろう。」 「還らずの森……。 立ち入り禁止……?」 思わず口に出た。 剣がわたしの喉元に来たと思うと同時にわたしに声を掛けた人に捕まってしまった。 .
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